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人生、「フロー」な状態を保ちましょう、、、、

私が学生時代ドップリと浸かっていた「ヨットレース」や「アメリカン・フットボール」は、野球とは少々違って、チームという組織力が次の瞬間の勝敗を左右するのが常でした。そこには一つになった「チームの心」というものがあって、その心に力を得た総力戦が勝敗を端的に握っているので、チームワークが一番重要となっていたのです。

 よく「勝ちに行ったせいで負けた」とか、ゴルフで「バーディを狙いすぎてパーも取れなかった」といった話を耳にしますが、それは目標の持ち方や意識を誤っているからなのです。例えば、チームとして業績を伸ばしたいなら、業績そのものを目指してはダメなんですネ。では、何を目指すのか?

 それは「フローな状態を作ること」を目指せば良いのです。「フロー」とは、目の前のことに集中している精神状態のことで、「ワクワク」しながら、結果を気にしないで全力を傾注(keicyuu) している精神作用のことです。

 ノルマを与えて恐怖観念をタタキ込むのはダメで、結果を気にしないで全力を出させることが有効であることが最新のスポーツ心理学や脳科学の世界で判ってきました。「恐怖」や「欲望」をいだかせて人を動かすといったマーケティングの古い鉄則は忘れ去る必要がありますが、このような人間として最も低いレベルの「欲求」を利用すること自体も今日を限りに捨て去りましょう。

 ではどうするのか? 人間は感謝を感ずることが出来る動物です。

 人は感謝の念を覚えると、自然に「フロー」な状態になり、何事にも挑戦してゆく新たな気概が生まれてきます。よく、表彰台に立ったトップアスリート達や、アカデミー賞を受賞したスターたちが、受賞スピーチのその刹那(setsuna)に皆、必ず感謝を述べていますが、それは素直な気持ちに帰って、また一から挑戦することを無意識に自分に言い聞かせているわけです。

 何事も「一過性の元気」では長続きしません。もし、あなたがキャプテンだったり、リーダーだったら「感謝」の念を告げることによって、チームメートに「フロー」な状態になってもらい、それが共有できれば、何かに挑もうとするチーム力は倍増します。でないと、新しい企画、未来の展望は、協力者の居ないまま闇の彼方へ葬り去るしかなくなってしまいます。

 

まとめましょう、、、、、

 「業績を高めてゆくためには、業績を目指すのではありません」。

「あなたの感謝の言葉」によって、仲間がフローな状態になるように努力して、「チームのフローでチャレンジ」することこそが成功・勝利の秘訣です。 社会での人間関係、会社での問題事も「感謝の言葉」で一新できるでしょう。 

 シンプルですが、大切な壺ですので、どうぞ忘れないで下さい。

 

Tommy T. Ishiyama