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気持ちは広く大きく...気分転換のコツについて

季節感を育 (haguku) む大切さはすでにお話ししてきました。

通り過ぎる野辺の花に目を向ける繊細さも時々思い出して実行している皆様もいらっしゃることでしょう。何かの折に、夜空を見上げて、月の満ち欠けに宇宙の不思議を思い、月から眺(naga)める地球の碧 (ao) さを想像するなど、普段の自分から離れて物を見る習慣も、やがて、自然に身に付くことでしょう。

ところで、夜、眠るときにイロイロと考える習慣がある方は、その癖を、是非、改善しましょう。寝床の思案は結論も覚悟も導き出せないからです。考えばかりが枝葉から枝葉へと広がり、奥へ奥へと沈下して行くだけで結論も何も出せません。

「これだ~!」という何か良いアイデアに、やっとたどり着き、眠れたとしても朝になると忘れているのが殆 (hoton) どで、覚えていたとして、もう一度考えると、とても実行に移せるシロモノではなっかったり...。

以前にも書きましたが、これを「真夜中のラヴレター現象」とボクは呼んでいます。 夢は広がり、ロマンに満ち溢れてサラサラ書いた夜中のラヴレターは、朝になって読み返すと「アホ」みたいなタッチで書かれているのが常なので、読み返すと「恥ずかしいレベル」のものだし、大体、それをポストに投函する勇気なんて、もともと、無いのですから。

だからウジウジ、寝ながら思案をめぐらすのはダメで、何かを考えるなら真っ昼間、おテントウさまの下で考えなければ意味がありません。寝ながら考えるのは「明日の予定」と「遠い自分の過去」に限定しましょう。(笑)

幼い日の自分は失敗もしたし、怒られもしながら、元気に飛び回っていた筈で、
それを見守り応援してくれた『家族』のあの頃の顔や、イタズラ仲間も沢山いて、彼らは、今、あなたが忘れている何かを必ず教えてくれるでしょう。だから、自分の過去を「寝床」で振り返ることは重要です。

元気でヤンチャだった昔を思い出して目覚めると「やる気」も漲 (minagi)り、一日のスタートが円滑に切れるわけですから、まっ昼間でも、夜中のように神経を研ぎ澄ませる事ができる集中力が養われやすくなります。

だいたい「夜中にモノを考える」という癖のある人は、「昼間にモノを考える」という習慣がない人と言い切って良いでしょう。

「夜中に考え過ぎる」ことは「夜中にモノを食べる」こと以上に人間の身体に悪質な害を及ぼします。ですから、わけの判らない未来を考えるのは「昼間」に限定し、寝るときに考える未来は、せいぜい「明日の予定」程度にしておきましょうという「お願い」なのです。

で、たいした予定の無い人は、余った時間を「自分の昔」を思いつくままに思い出しましょう。自分の過去は「ハッキリした具体的な現実」ですから、変なラヴレターには絶対になりません。昔の自分を想うと、ある場面で、「この時、こう言えば良かった」、「あの時、ああすれば良かった」というシーンが必ず出てきます。だから、ボクがいつも行っている言葉をそこで思い出していただきたいのです。

「人生でしてはいけないのは後悔する生き方、しなければいけないのは反省する生き方」ということ。

小さい頃の失敗は大きな未来になって返ってくるし、小さい頃の成功は更に大きな自信となって、大きな未来を創ってゆくでしょう。

コレッ! すっご~く、たいせつですので、書かせていただきました!


Tommy T. Ishiyama